2014.06.20
インテリアデザイン科Ⅱ部1学年の色彩の授業をご紹介します。
今日の授業は、日本カラーデザイン研究所の「イメージスケール」を使った色彩分析です。
3色配色されたものを言語(イメージ語)別に2軸上にプロットしてイメージスケール上にあてはめてゆきます。
担当は日本カラーデザイン研究所の稲葉先生です。
分析作業はグループごとに行われます。
稲葉先生チェック中!
グループで話し合いながら配色をプロットしてゆきます。
横軸は、
WARM(左)には赤やオレンジなどの暖色系
COOL(右)には青や青緑系などの寒色系が置かれています。
縦軸は、
SOFT(上)方向にベリーペール、ペールなどの淡いトーン
HARD(下)方向にダークグレイッシュ、ディープなどの暗いトーンがあります。
イメージスケールは言語と色、配色が同じ尺度上でプロットできるシステムなので、
言語(イメージ語)を手掛かりとすることで、色と言葉に限らず、
他の様々な事象(インテリアエレメント、ファッション、他)を同じフィールドで
比較・分析することができるのだそうです。
まさに、インテリアデザインやコーディネートを行う上での色彩計画に最適な
システムですね。
教務部/品田