インテリアデコレーション科|建築・インテリア・家具の専門学校ICSカレッジオブアーツ

ICS JOURNAL

  • DECO科卒業研究作品プレゼンテーション

    2016.02.08

    インテリアデコレーション科

    打ち上げやりました♪

     インテリアデコレーション科(以下DECO科)は、卒業研究作品の提出から2日後、1日かけてプレゼンテーションが行われました。

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     ワークショップを手伝ってくれた1年生と、チュートリアルを担当してくださった先生4名、そしてゲストコメンテーターとして土曜日コース、夜間コースを担当してくださっている横堀健一(よこぼり・けんいち)先生と大塚則幸(おおつか・のりゆき)先生に参加して頂きました。

     DECO科の学生は、住居系か商業系、もしくは両方を兼ね備えたものというくくりでテーマを決定しています。

     商業系で選んでいるテーマは、結婚式場、注目ブランドの店舗、保育施設、銭湯、Bar、ホテル、プラネタリウム、美術館など。

     住居系は敷地や住人設定が、一人っ子世帯や中華街、日中留学生が交流するシェアハウス、都内の住宅地など。

     混在パターンとして、市場やカフェ、もんじゃ焼き店舗&住居の提案がありました。

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     発表の持ち時間は4分。タテ1.8m×ヨコ1.85m〜2.6mの大きなパネルと、1/30、1/50スケールの模型を前に、プロジェクターを用いたスライドでの発表を行います。個人の発表後は先生がたから質問や講評を10分程かけていただきます。

    ▼留学生による出身国の要素を取り入れた提案。李 海純(リ カイジュン)さんは卒制の間になんと出産しました‼︎

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     DECO科の卒業研究制作は、11月からスタートし、3ヶ月ほどの時間をかけて計画、企画、設計、デザインを行います。よくインテリアアーキテクチュア&デザイン科との違いを聞かれます。この科の特徴は、商業、住居のシチュエーションを、人の目線に立って考えるインテリアのデザインから展開し、空間を捉えていくデザイン手法を学びます。カリキュラムは2年間に凝縮して、より実践的なスキルを身につける事を目指しています。その結果、建物の設計も同時に行う卒業生もいますし、内部のみの提案もあります。今回は、敷地を自由に選ぶ設定だったので、新築での提案が多かったようです。

     特に今年目を引いたシリーズ(そんなものはないですが?!)が、ドーム型の提案3点です!いずれも世界観の強い主張が感じられる、伸び伸びとした提案。それらを出し切った時の、先生たちのコメントは賛否両論ですが、それも含め、学校にいるうちにトライできたことは貴重なものとなると思います。

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    ↑(左)「舞台装置のようだ」とはリヴィエレ先生のコメント。「パネルをCAD表現にせず、スケッチや模型での世界観を前面に出すのが向いていた」とのアドバイスを頂きました。パワーがあります!
    ↑(中)「Kawaii」と住まい。はい、確かに京都にこれを建築できる日は遠いかもしれません…でもその輝きは失わないでください
    ↑(右)プラネタリウム。図面、CGと模型表現を合致させるのが難しかったようですが、最後までやりきった気持ちは伝わります!

    ▼昼休みの風景。発表が終わりリラックスしている学生や、まだまだこれからな学生も笑顔がステキ♪

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     今回のプレゼンテーションで、代表作品が7作品選ばれました!2日後に全校で行われる「公開プレゼンテーション」で発表します。作品についてはそちらのブログでじっくり紹介したいと思います!お楽しみに〜♪

     さて、本日はこの後地下ラウンジで打ち上げパーティを行いました!昨年の卒業生も数名遊びに来てくれました。今日発表を終えた学生たちは、担当チューターに、花束や寄せ書き、記念品を贈呈してお世話になった気持ちを伝えました。素晴らしい!

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    ▼ハグシリーズ♡

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    ▼卒制の間に生まれたお子さんと。佐藤先生も感嘆しています!最後は三三拍子で!

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     さて、興奮(こうふん)と感動と、安堵(あんど)の1日が終了しました。宴(うたげ)は会場をかえて、遅くまで盛り上がっていました。良い1日でした!お付き合いいただきました先生方、先輩方、後輩たち、どうもありがとうございました‼︎

    事務管理室 GE

  • DECO2+IMT2 卒業研究プレゼンテーション

    2015.10.06

    インテリアデコレーション科

    研究テーマ「1 つの素材/工法を知り抜く」

    先日お伝えしたデコレーション科、マイスター科2年生合同の理論授業として行われる”卒業研究”が、最終発表の日をむかえました。卒業研究のテーマは「1つの素材/工法を知り抜く」でした。

    ▼DECO2+IMT2 卒業研究「1つの素材/工法を知り抜く」 中間発表の記事はコチラ!

    https://www.ics.ac.jp/icswp/wp-content/uploads/blognew/blog_deco/2015/07/deco2.html

    発表の日の朝、毎年恒例になりつつある冊子が届きました。この冊子は、全員のレポートを雑誌記事のように誌面構成し、代表メンバーによる編集チームが、最終データを校正して、担当の白先生ご協力の元製本されています。

    そうすることで、かたい読み物にはならず、気軽に読みやすいのが特長です!

    雑誌編集もインテリアデザインと同様で、コンセプトを打ち出してテーマを考え、タイトルを含め全体校正していきます。

    今年のタイトルは、『素材研究所 ─素材から考えるインテリアデザイン─ 』
    〜41人41色、素材研究所。答えのない建築やデザインの世界で自分たちの色をあざやかに、深く彩る〜

    ▼左が総ページ数約250ページで刷り上がった完成冊子。右は昨年のもの。

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    発表は、デコ科とマイスター科の1年生も見学します。担当外の先生も入れかわり立ちかわり発表を見に来られてました。

    そして、今日は特別ゲストの方が2名いらっしゃいました。前回ワークショップにご参加されていた、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 修士課程の伊藤 遼太(いとう・りょうた)さん。今回初めて参加される、同専攻 修士課程の西里 正敏(にしざと・まさとし)さんです。発表する学生は、たくさん講評をいただけるように、これまでの研究の成果をきちんと伝えられるといいですね!

    学生たちは、実作したサンプルや創作品を持って、プロジェクターで発表を行いました。

    ▼自宅の襖を直し、建具の作り手と使い手の関係を探った、マイスター科の臼井 拓実さん

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    マイスター科の研究内容は、木の素材を扱っている学生が多数見られました。下の二人は同じ素材「竹」についての
    研究でしたが、最終実作の作品は全く違うものが仕上がっています。

    ▼(左)竹の照明。内側を削ることで美しい模様が映し出される(右)同じく竹素材のハンドルや突板

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    ▼緻密(ちみつ)な”美味しさ”を追求した食品サンプルの実作。日常の美味しい幸せとインテリアの関係とは ?!

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    ▼(左)草木染め体験のサンプル(右)「ナニコレ・トマソン百景」と題して探してきた学校内の謎の扉

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    ▼(左)古材を利用したテーブルを創作(右)留学生による伝統的仕口の加工をした指物の実作

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    ▼(左)富山の伝統工芸、金工着色の実作(右)様々な配合で創作した日干しレンガ

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    ▼(左)アクセサリー作り等で使われるレジンでタイルの創作(右)レゴとインテリアの研究

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    41通りの素材研究と考察を紹介するプレゼンテーションは、とても見ごたえのあるものとなりました。全てをご紹介できず、非常に残念です。

    また、時間内で内容をまとめてプレゼンテーションを行うことは、入学してから卒業まで、常に学習する項目の一つです。事前に友達同士で練習できると、内容の分からない点や省く点をお互い直せるので、一度は予行するようにするのが発表成功の秘訣とのこと!

    担当された先生お二人と、ゲストで来られた方々のコメントをご紹介します。

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    ○佐々木 高之(ささき・たかゆき)先生
    この研究課題では、「リサーチ・スタディ・創作」の過程があったが、100%をこなす難しさが実感できたと思う。これで終わりにするのではなく、これから行う卒業制作につなげて、さらに理解を深めて欲しい。

    ○伊藤 遼太さん
    建築家の内藤 廣(ないとう・ひろし)さんの言葉で、「トラブルをクリアした方法が一番良い方法である」とあるとおり、良い方法や創作を行うためにも、もっとトラブルを迎える心意気を持って欲しい。

    ○西里 正敏さん
    コンピューティング技術が発達した現代で、昔からの手法で高度なものも機械で再現可能となってきている。体験することで、機械にできない、人間とマテリアルの繊細(せんさい)な関係性を見つけて欲しい。

    ○白 左立(はく・さりつ)先生
    簡単にできてしまうインターネットで検索して見つけた情報や世界が全てではなく、実際に外の世界にふれて欲しい。職人さんと出会い、先生は学校だけでなく社会にたくさんいると感じたと思う。
    与えられた課題だけでなく、自分で見つけられるような行動を身につけて欲しい。
    「手間のかかる事が、楽しい事!!」手間をかけてこそ、良くなった時に充実感と満足感を感じられ、経験として身についていく。

    素晴らしい総評をいただきました。一つ一つ丁寧(ていねい)に講評された先生方、緊張(きんちょう)の面持(おもも)ちで発表をする学生たち、真剣に発表を聞く学生たちも、皆さん一日お疲れ様でした!

    最後に、今回の編集チームのご紹介です。シルバーウィークのお休み中や学祭の間も、この編集作業にたずさわり、最後までやり抜いたチームのおかげで、この研究が一つの作品になりました。こちらも大変お疲れ様でした!
    (写真に写っていないチームメンバーの方々ごめんなさい!!)

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    担当:事務管理室 GE

  • ある一日のカリキュラム -講師3名体制-

    2015.06.30

    インテリアデコレーション科

     デコレーション科とインテリアマイスター科の1年生は、前期が終了する夏休みまで一緒に授業を行っています。ある一日のカリキュラムをご紹介したいと思います。

     合同だと大人数でしっかり指導していただけないのでは? と心配されるかもしれません。少人数体制を実施するカリキュラム構成は、ICSの特徴の一つです。クラスを4グループに分けて、1クラスに3名の教員、講師が対応しています。例えば、ある学生のカリキュラムは1限目〜2限目:色彩、3限目〜4限目:DT(デザインチュートリアル)となります。隣の教室では、別のグループの学生が逆のカリキュラムを受けることになります。

    ▼色彩の授業をうけているグループ

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    ▼DTの授業をうけているグループ
    (普段はさらに2グループに分かれますが本日は計画発表につき合同で行っています)

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     本日の色彩授業は5回目「明度段階」です。前回の授業では白から黒を明度の段階に分けることについて学びました。今日は無彩色(白や黒)と同じ明度段階の有彩色をカラーチップから探します。そのチップと全く同じ色を自分でアクリルガッシュを用いて作ります。同じ色を作るのって結構難しい! という声が多くあがってました。

    ▼先週は無彩色の明度段階。色相は学生個人の好みで選定。

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     無彩色と有彩色を比べて明度の段階を体感し、数値としてとらえられるようになると、デザインする上で重要な色のイメージを正確に人に伝える共通言語を身につけることができます。

    ▼先生のチェックを受けます。カラーチップと境目がなくなるのが理想です。めげずに何度も作り直して完成を目指します。

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     もう片方のクラスルームでは、入学して初めての商空間エレメント「ディスプレイデザイン」の計画発表が行われています。エレメントが進むにつれて、より深い知識や計画性が求められるようになります。今回の敷地設定は自由が丘で、業種を自分で選びます。担当されている加茂 紀和子(かも・きわこ)先生からは、敷地が隣駅と近隣なので、何度でも足を運んで詳細の確認をしてイメージを具現化してほしいとのお言葉。

     発表を待つ学生たち。計画発表では、与えられた敷地の調査について触れ、自分がデザインするお店の業種と、それにまつわるコンセプトやイメージをパネルにして用意してきました。思いが全て伝わるように、プレゼンテーションでは時間も気にして発表を行います。

    ▼今は、まだPC作業に慣れていないため、手書きの文章や切り貼りをしたパネルで発表をしていますが、一生懸命伝わるように描かれたスケッチが沢山盛り込まれていて個性が光っています。

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    ▼人前で発表すると、緊張で言いたい言葉が中々出てこなくなります。まだ1年生の前期なので、講師陣の優しいフォローが入ります。学生の気持ちをくみとって、キーワードでヒントをくださいます。

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     最終提出物には図面や1/30模型を用意します。残りの制作期間は3週間と少し。今回の「計画発表」を通して、2名の講師陣から頂いたコメントを次回のDTまでに色々調べてアイデアを具体的にしていくことになります。次の発表までに、どう展開しているか楽しみです。
     

     クラスメートの発表を聞くのも勉強のうち、全員が終わりやっと一日が終了です。また明日も元気に頑張りましょう!

  • 一流をめざす! ~マネージメント講座~

    2014.11.05

    インテリアデコレーション科

    10月31日、インテリアデザイン科2年生向けに、大和小田急建設株式会社の顧問である高村義明先生より、マネージメント講義の講師をしていただきました。

    201310_1.jpg▲高村先生の豊富な経験から生まれた人生訓をお話いただきます!

    高村義明先生は、大学卒業後、大和団地株式会社へ入社。取締役、常務、専務を務め、大和ハウス工業株式会社常務、大和リース株式会社代表取締役会長を経て、2008年小田急建設株式会社の社長に就任。同年、社名が「大和小田急建設株式会社」と変更されました。
     
    「大和小田急建設株式会社」とは、新宿にある商業ビルFlags(フラッグス)や小田急サザンテラスをはじめとして、数多くの商業ビルや施設などの建設実績がある東証一部上場企業です。

    201310_2.jpg▲一体どんなお話が始まるのでしょう!期待が高まります。

    高村先生は、今は当たり前となった住宅ローンの原型を考案。石川県能登半島の辺鄙な土地にゴルフ場を開発、そのアイデアで集客の苦難を乗り越えたといいます。

    どうやってアイデアが生まれたのか、どのように苦難を乗り越えたのか、穏やかな口調の中にも熱意がこもっていました。

    201310_3.jpg▲キーワードは、やる気!

    仕事の成果は、能力とやる気が掛けあわせて生まれるもの。どちらか一方が0(ゼロ)になると成果は出ない。負けたくない野心、やり遂げる気持ちが道を切り開くとおっしゃいます。
    持って生まれた能力より、経験とやる気が差になるということなのですね!

    最後に、社会人経験がある学生から高村先生への質問!彼はインテリアデザイン科2学年の学生です。

    201310_4.jpg▲「やる気にむらがあります。どうしたらよいでしょうか。」

    高村先生にもむらはあるとのこと。成功者にもやる気のむらがあったとは!
    うまくコントロールすることが大事。数字の目標を設定し、達成を自分で認識する。目標に近づいていると実感することがモチベーションを保つコツだとおっしゃいます。
    ふむふむ。早速実践ですね!

    そして、学生から高村先生への難問です。「北極で氷を販売するとしたらどうしますか。」

    みなさんならどうしますか?????

    201310_5.jpg▲高村先生はひるむことなく「北極にはない氷を売る」とおっしゃっていました。
    学生たちはどんな氷か興味津々に聞いていました。

    お話を伺って気持ちに張りが出てきた学生たち。一流をめざして、がんばってください!!

    大和団地株式会社 : 大和ハウス工業資本の子会社で、かつて存在した不動産開発会社。
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