フランス・ワークショップ
皆様こんにちは。郷です。
今年度も3学年を担当することになりました。
また1年間色々と出来事をアップして行きますのでよろしくお願いします。
今年は4月、最初の1週間に3年生とフランスの大学生と合同ワークショップが行われました。
渋谷駅の東急線のホーム跡地を敷地とし、日本庭園の伝統的な概念である「借景」をテーマに
フランスのリール建築学校(ENSAPL)15名とICSの3年生がグループ課題に取り組みました。
東急線ホームのカマボコ屋根の構造を模型でスタディ。最初は言葉が思うように通じなく
戸惑うグループも、徐々に共通言語のスケッチや模型で互いの意見を伝えるようになる。
1週間という短い期間で、デザイン案を急ピッチで進める。教室内はスケッチや模型で
いっぱいとなる。各グループ、作業は毎日夜遅くまで続けるチームがほとんどでした。
今回フランスの大学生とICS学生が混ざった8グループが8つのデザイン案を制作した。
最終日は、作品を新宿のアンスティチュ・フランセ東京へ搬入し、展示会とゲストを
迎えての講評会が行われた。展示会は1週間一般公開となる。
大きなホールでの講評会。学生の発表は交互にフランス語と日本語の2カ国語で進行した。
やや緊張ぎみの学生も発表が開始すると落ち着いてプレゼンテーションを進めていました。
ワークショップの指導にあたったタルディッツ先生・リヴィエレ先生もゲスト講評に参加。
夜遅くまで続いた講評の後は会場で軽食と共に総評。最優秀作品が発表され幕を閉じた。
短い1週間でしたが、貴重な体験が出来たと思いました。フランスの学生達とは今後も
交友関係を保ち、次回はICSの学生がフランスに出向いてワークショップが出来ることを
ちょっぴり期待しています。
3学年担当:郷