インテリアデコレーション科

« DECO2 卒業研究中間発表 | メイン | DECO科卒業研究作品プレゼンテーション »

DECO2+IMT2 卒業研究プレゼンテーション

研究テーマ「1 つの素材/工法を知り抜く」

先日お伝えしたデコレーション科、マイスター科2年生合同の理論授業として行われる"卒業研究"が、最終発表の日をむかえました。卒業研究のテーマは「1つの素材/工法を知り抜く」でした。

▼DECO2+IMT2 卒業研究「1つの素材/工法を知り抜く」 中間発表の記事はコチラ!
https://www.ics.ac.jp/blog_deco/2015/07/deco2.html

発表の日の朝、毎年恒例になりつつある冊子が届きました。この冊子は、全員のレポートを雑誌記事のように誌面構成し、代表メンバーによる編集チームが、最終データを校正して、担当の白先生ご協力の元製本されています。

そうすることで、かたい読み物にはならず、気軽に読みやすいのが特長です!


雑誌編集もインテリアデザインと同様で、コンセプトを打ち出してテーマを考え、タイトルを含め全体校正していきます。

今年のタイトルは、『素材研究所 ─素材から考えるインテリアデザイン─ 』
〜41人41色、素材研究所。答えのない建築やデザインの世界で自分たちの色をあざやかに、深く彩る〜

▼左が総ページ数約250ページで刷り上がった完成冊子。右は昨年のもの。
20151001_001.jpg 20151001_014.jpg


発表は、デコ科とマイスター科の1年生も見学します。担当外の先生も入れかわり立ちかわり発表を見に来られてました。

そして、今日は特別ゲストの方が2名いらっしゃいました。前回ワークショップにご参加されていた、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 修士課程の伊藤 遼太(いとう・りょうた)さん。今回初めて参加される、同専攻 修士課程の西里 正敏(にしざと・まさとし)さんです。発表する学生は、たくさん講評をいただけるように、これまでの研究の成果をきちんと伝えられるといいですね!


学生たちは、実作したサンプルや創作品を持って、プロジェクターで発表を行いました。

▼自宅の襖を直し、建具の作り手と使い手の関係を探った、マイスター科の臼井 拓実さん
20151001_007.jpg

マイスター科の研究内容は、木の素材を扱っている学生が多数見られました。下の二人は同じ素材「竹」についての
研究でしたが、最終実作の作品は全く違うものが仕上がっています。

▼(左)竹の照明。内側を削ることで美しい模様が映し出される(右)同じく竹素材のハンドルや突板
20151001_003.jpg 20151001_016.JPG


▼緻密(ちみつ)な"美味しさ"を追求した食品サンプルの実作。日常の美味しい幸せとインテリアの関係とは ?!
20151001_006.jpg


▼(左)草木染め体験のサンプル(右)「ナニコレ・トマソン百景」と題して探してきた学校内の謎の扉
20151001_004.jpg 20151001_005.jpg


▼(左)古材を利用したテーブルを創作(右)留学生による伝統的仕口の加工をした指物の実作
20151001_008.jpg 20151001_010.jpg


▼(左)富山の伝統工芸、金工着色の実作(右)様々な配合で創作した日干しレンガ
20151001_009.jpg 20151001_012.jpg


▼(左)アクセサリー作り等で使われるレジンでタイルの創作(右)レゴとインテリアの研究
20151001_017.JPG 20151001_018.JPG


41通りの素材研究と考察を紹介するプレゼンテーションは、とても見ごたえのあるものとなりました。全てをご紹介できず、非常に残念です。

また、時間内で内容をまとめてプレゼンテーションを行うことは、入学してから卒業まで、常に学習する項目の一つです。事前に友達同士で練習できると、内容の分からない点や省く点をお互い直せるので、一度は予行するようにするのが発表成功の秘訣とのこと!


担当された先生お二人と、ゲストで来られた方々のコメントをご紹介します。
20151001_011.jpg

○佐々木 高之(ささき・たかゆき)先生
この研究課題では、「リサーチ・スタディ・創作」の過程があったが、100%をこなす難しさが実感できたと思う。これで終わりにするのではなく、これから行う卒業制作につなげて、さらに理解を深めて欲しい。

○伊藤 遼太さん
建築家の内藤 廣(ないとう・ひろし)さんの言葉で、「トラブルをクリアした方法が一番良い方法である」とあるとおり、良い方法や創作を行うためにも、もっとトラブルを迎える心意気を持って欲しい。

○西里 正敏さん
コンピューティング技術が発達した現代で、昔からの手法で高度なものも機械で再現可能となってきている。体験することで、機械にできない、人間とマテリアルの繊細(せんさい)な関係性を見つけて欲しい。

○白 左立(はく・さりつ)先生
簡単にできてしまうインターネットで検索して見つけた情報や世界が全てではなく、実際に外の世界にふれて欲しい。職人さんと出会い、先生は学校だけでなく社会にたくさんいると感じたと思う。
与えられた課題だけでなく、自分で見つけられるような行動を身につけて欲しい。
「手間のかかる事が、楽しい事!!」手間をかけてこそ、良くなった時に充実感と満足感を感じられ、経験として身についていく。


素晴らしい総評をいただきました。一つ一つ丁寧(ていねい)に講評された先生方、緊張(きんちょう)の面持(おもも)ちで発表をする学生たち、真剣に発表を聞く学生たちも、皆さん一日お疲れ様でした!


最後に、今回の編集チームのご紹介です。シルバーウィークのお休み中や学祭の間も、この編集作業にたずさわり、最後までやり抜いたチームのおかげで、この研究が一つの作品になりました。こちらも大変お疲れ様でした!
(写真に写っていないチームメンバーの方々ごめんなさい!!)
20151001_015.JPG


担当:事務管理室 GE

2018年2月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28      

About

2015年10月 6日 09:13に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「DECO2 卒業研究中間発表」です。

次の投稿は「DECO科卒業研究作品プレゼンテーション」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。