信本 和美 インテリアデザイナー

信本 和美
Kazumi Nobumoto
インテリアデザイナー
マーケティングリサーチから、ねずみ退治まで。

インテリアデコレーション科第22期生。
1972年生まれ。
ICS卒業後、1994〜1998年フォルマデザインスタジオにて住宅設計。
1998年より、JIC 坂部デザイン研究所にて、店舗設計・デザイン・企画、現在に至る。

 

 信本さんは忙しい。取材のスケジュール調整がようやくできて事務所を訪ねたら、1時間で取材を終わらせてほしいと言う。じっくり話を聞きたいところだが仕方ない。急に現場に行くことになったのだ。忙しそうだが、仕事や現場のことを話す信本さんの表情は、いきいきしていて嬉しそうなのが印象的だった。

武蔵野茶房
武蔵野茶房
創作料理「墨の家」内装
創作料理「墨の家」内装
信本 和美ポートレート写真

 「OLを2年ほどやっていたとき、実家が建て替えをして、そのときインテリアコーディネーターの仕事ぶりを見て憧れを持ちました。やるならちゃんと勉強したいと思い、人に聞いたり自分で調べて、歴史があることと実践的な内容でICSに決めました。卒業後は、学校の紹介で建築設計事務所に就職。そこで3年経験を重ねたあと、いまの事務所・JICに移りました。 JICは、自社で飲食店の経営もしている事務所で、入所して半年は店に出されました。こんなことするとは思わなかった、と思いましたが、いい経験でした。飲食店の経営を現場で体験して、お客さんの声を直接聞いたり、メニューの構成を考えたり。それからデザインをするようになりました。

 JICの仕事のやり方で特徴的なのは、すぐに物件を全部任せてもらえること。現場にぽーんと出される感じです。そうすると、戸惑っているひまもなく、施主や職人とのふれあい、ぶつかり合いの中で、店づくりの真ん中に立つことになります。

 うちの事務所でもうひとつ特徴的なことは、企画から設計、施工、店の運営、メニューづくり、食器のコーディネート、販促企画まで、飲食店経営にかかわるすべてに取り組むことです。騒音対策や店のクリーニング、場合によってはマーケーティングリサーチもすれば、ネズミ退治までがデザイナーの仕事です。

武蔵野茶房 汐留店 内装
武蔵野茶房 汐留店 内装
武蔵野茶房 汐留店 内装

 店舗の仕事のサイクルは早いです。だいたい2カ月。場合によっては1カ月なんていうときもあります。夜遅くまでかかることもしょっちゅう。慣れるまではつらかったですね。でも、店が完成したときの喜びを味わうと、もうやめられません。

 それから、人との交流もこの仕事の魅力です。一人でデザインしていても、空間は生まれません。いろんな人と関わりを持ってつくり出します。叱られることもあれば、励まされることも。こもってやるのはダメですね。」

URL:http://www.jic-sakabe.jp/

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