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2005年度卒業証書授与式「水野誠一校長の卒業生へ向けての言葉」

卒業生への祝辞
平成18年3月9日(木)に2005年度の卒業証書授与式が行われました。

本日ICSを巣立つ学生諸君、卒業おめでとうございます。
本日ご出席のご父母の皆様にも、ご子弟がICSをご卒業され、新たな門出の時を迎えられましたことに心からお祝い申し上げます。
皆さんが社会に向けて羽ばたくにあたって、2つのことばを贈りたいと思います。
一つめは、「社会人として一流であれ」ということです。
先ほど優秀賞(校友会、父母後援会、専修学校教育振興会等)、皆勤賞の表彰を行いましたが、特に今年は3年間ないしは2年間、一日も休まず出席した皆勤者が多く、他の優秀賞と合わせて受賞した方も多数おられました。
私は、この皆勤賞表彰者が多かったことは特に素晴らしく、誇らしく思います。受賞された皆さんには、改めて拍手を送りたいと思います。
学生時代には、授業を休んでも大目に見られることがありますが、社会人にとって、安易に休むことはあり得ないことです。至極当たり前のことですが、“ 休まない”ことは、仕事をする上では最低限の、しかし大切な心構えです。
ICSの卒業生たちの多くは、クリエイター、デザイナーと呼ばれる仕事に就きます。インテリアの、あるいはさまざまな創造的な仕事において、専門性を発揮 することはもちろん望ましいことですが、それ以前に社会人としても一流であってほしい。その第一歩として、社会に出ても是非“皆勤”を心がけていただきた いと思います。

二つめは、「チャレンジして飛躍せよ」ということです。
先ほど吉村理事長が、祝辞の中で「テイク・リスク」ということばを出され、失敗を恐れずチャレンジすることの大切さを諸君に語られましたが、私も全く同感です。
人は、新たなことにチャレンジすることによって、新たな経験をし、その経験を昇華させて価値と成すことにより成長します。チャレンジなくしては、いつまでたっても現状のままです。
ましてや君たちは、年齢的にも、インテリアのスペシャリストとしても、大変若い。まだまだ守るべきものより、これから吸収してゆくものの方が圧倒的に多いわけです。伸び代も無限大にあると言っていいでしょう。
ですから諸君には、ぜひ社会に出たら、機会を捉えて積極果敢にチャレンジし、飛躍してほしいと思います。
ICSでは、諸君に「二つのキョウイク」を授けました。
一つは「教え育てる」と書く教育です。
これは、このICSの教授陣が、大変豊富な知識、豊富な経験のすべてを諸君に教えて差し上げる、すなわち「知識を伝えていく教育」です。
二つめは、「共に育つ」と書く共育です。
クリエイター、デザイナーという仕事は、単に知識を頭の中に持っているだけでは勤まりません。さまざまなインスピレーションや、さまざまな感性を磨くこと によって新しいものを創り出してゆく、そういう仕事なわけです。その能力を引き出すために、先生と生徒諸君、友達や仲間同士がお互いに刺激を受け合いなが ら、あるいは刺激を与えながら、共に育って今日に至ったわけです。
社会に出ても、教育と共育、二つのキョウイクは今以上に必要です。社会の先輩たちによる教育、互いに切磋琢磨しあう共育を大切にしながら、一流の社会人となり、チャレンジによって飛躍していただきたいと思います。
ICSで学んだことは、これから諸君が社会人としてのキャリアを積む上で、大変強い味方となってくれるでしょう。自信と誇りを持って大きく羽ばたいてください。
諸君のますますの活躍と健康を心からお祈り申し上げます。
重ねて本日はおめでとうございます。

ICSカレッジオブアーツ 校長 水野誠一

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