学校案内インテリアマイスター科インテリアマイスター科

自らの手で作るための施工技術と、
デザインを理解するためのデザインセンス・知識を学ぶ。
建築・インテリア・家具のものづくり専門の2年制コース。

Interior Meister Trainee Course

今、建築現場では多種多様な知識や技術、感性をも備え持った人材が求められています。デザインから各工種(工事の種類)の施工技術まで、インテリアマイスター科では座学だけでなく、実際に自らデザインし施工する事で身につけていきます。デザイン知識と施工技術の両方を有し、建築家やデザイナー・職人と対等な立場で意見交換ができるばかりか、センスの良し悪しを含め顧客の気持ちまでわかる感性を持った新しい職人「多能工」の育成を目指しています。

講師Teacher大竹正芳(1級建築施工管理技士)

大竹正芳(1級建築施工管理技士)

インテリアマイスター科 科長|株式会社丹青TDC経営統括部統括部長|1987年中央工学校建築室内設計科卒業。株式会丹工社(現:株式会社丹青TDC)入社。国内外の有名企業の百貨店・飲食店・ファッション店などの商業施設を中心に、博物館・テーマパーク・ホテル・ショールーム・オフィスなど多種多様な集客施設の施工管理を手がける。現在、企業の経営に関わる中枢を担う責任者。(購買・調達・安全・法規・教育・人事・経理・総務)

大竹正芳(1級建築施工管理技士)

カリキュラム

  • 1年次

    1年次

    前期は安全に作業を行う為の物の運び方・脚立の登り方等の安全教育から始まり、木工基礎として、基本的な手工具の使い方・木工機械の操作法を学びます。後期は応用実習として個別に家具制作、グループで小屋製作を通して、「※多能工」として必要な建築・インテリア施工・家具製作の基礎を身につけます。

  • 2年次

    2年次

    前期は1年次に引き続きグループ実習「小屋制作」にて、塗装・クロス張り・左官等の内装仕上げ技術、施工管理を学びます。後期は卒業作品制作を中心に自らデザインし、材料を選び、施工図(作る為の設計図)を起こし、作品を実作する事を通して建築・家具制作現場で必要とされる多様な要素を身につけます。

※多能工:デザインを理解し、さまざまな現場業務に精通している技能者です。建材や建築工法が多様化している現在では大変ニーズの多い職能です。従来の徒弟制度では養成が難しかったため、インテリアマイスター科の卒業生は、幅広い分野での活躍が期待されています。

1学年(基礎)

前期

デザイン インテリア基礎1 インテリア基礎2 住空間1
理論 インテリア基礎1 デザイン知識1
表現技術 インテリア基礎1 表現基礎 / CAD1 / 色彩1 / インテリア施工

後期

デザイン 木工基礎 /
家具原寸図
家具制作1 /
仮設展示空間施工
小屋施工 /
仕上げ実習
理論 施工管理者について・家具の歴史 / 住宅建築の歴史・施工知識1
表現技術 色彩(演色性・調色・カラーコーディネ-タ-3級・構造内装構成) / 建物の詳細 / CAD2
2学年(基礎)

前期

デザイン 小屋施工
(ボード貼り・仕上げ)
家具制作2 インターンシップ
(企業研修)
理論 施工知識2 / 卒業研究計画 / 素材研究
表現技術 CAD3 / ポートフォリオ

後期

デザイン インターンシップ
(企業研修)
仮設展示空間設計 /
施工図 / 施工
卒業研究制作
理論 積算 / 素材研究
表現技術 卒業研究制作プレゼンテーションテクニック

月曜~金曜:9:30~17:00

PICKUP STUDIES

  • 積算
  • 家具製作1・ひも椅子制作
  • 小屋施工

積算

建築・制作現場で必要な予算管理を学ぶ

積算 (2年次)

職人・マイスターとして、卒業直後の就職先から将来的に自ら事業を起こし、経営していくために必要不可欠な予算管理について、原価の仕組みから図面の読み込みを習得するための科目です。工種・材料・部材取り・加工・発注等、施工管理業務(店舗内装)に基づき学びます。

家具製作1・ひも椅子制作

個別実習で学ぶ

家具製作1・ひも椅子制作 (1年次)

単に家具を作るだけの実習ではなく、家具の作られた時代背景、デザイナーのこだわりやデザインの納まりを知り、平面と立体の関係性への理解を深めるために原寸三面図を読み込み、家具制作にあたります。製材、木取り、加工、組み立て、仕上げ、塗装の一連の工程において、家具制作に必要な手工具の使い方・木工機械の操作法・技術を実践的に学びます。

小屋施工

グループ実習で学ぶ

小屋施工 (2年次)

1年次後期から2年次前期にて、多様な材料と工法、材料と加工、基本的な木造建築の構造と制作・施工を学ぶ「小屋制作」をグループ実習で行います。実社会では分業化されている大工仕事・塗装・壁紙張り・左官などの一連の制作工程の流れを把握し、建築技術・施工管理を学ぶとともに、現場での協調性やコミュニケーション能力を育み、「多能工」に必要な知識・技術を学びます。

米沢拓也

インテリアマイスター科2年
米沢拓也

米沢拓也

自然や生き物の生み出す有機的な造形に古来から人々はその中に美しさを見出してきました。その中でもイルカのフォルムに魅力を感じ、イルカをモチーフにした二人掛けソファを作製しました。大切にしたのは線の滑らかさ・柔らかさを感じられること。目に見える形、手で触れる部分、座面や背面のクッション、一つひとつのフォルムや素材からそれを感じ取ってもらえるように意識しました。

熱田春樹・田淵洋平

インテリアマイスター科2年
熱田春樹・田淵洋平

熱田春樹・田淵洋平

ICSで学んだことや技術を生かして、可能な限り大きなものを作りたいと考え、ムーミンに出てくる『湖の水浴び小屋』を製作しました。埼玉県飯能市にある『あけぼの子どもの森公園』に設置されている既存の小屋を実測し解らない所は想像しながら施工図を描いて制作しました。製作プロセスとして、現場調査→図面起こし→模型製作→実作図面→材料発注→製材→加工→土台組み→柱→壁→屋根組みの順に行いました。