ICS国産木材体験ツアー2011 「山の木から家の木へ」
主催 日光地区木材流通研究会
協力 栃木県
日程
7月25日
_07:30_上野集合
_10:00_開校式
_10:30_植え付け、下刈、枝打ち実習
_13:00_上粕尾小学校にて木工作業
_16:00_21世紀創造の森見学
_17:00_講義1 栃木の林業と森林計画
7月26日
_06:00_起床(早朝散策)
_06:20_講義2 国産材の特性
_08:30_高性能林業機械作業見学、大径木伐採及び木取り作業
_11:30_西村材木店にて製材作業見学
_12:40_乾燥施設、木工所等見学
_15:00_建築現場見学
_16:30_終了式
_17:30_終了
全て行程通りとはいかず、無くなってしまった行程もありましたが、追加された行程もあり、有意義な研修になりました。
東京から2時間半程で、高見林業に到着しました。
早々と開校式を済ませ、 すぐ山に入りました。
ここでは、植え付け、下刈、枝打ちの実習をしました。
既に植えてある木との間隔を見ながら場所を決めます。
下刈をし、スペースが出来たら鍬で穴を掘り植えるのですが、この時、刈った雑草等が穴や土に混じらないように気をつけます。
根を手で広げ、穴に埋めたら周りを踏み固めて完了です。
その後は枝打ちもしました。
木の成長をコントロールする為に、根元から缶コーヒーぐらいの太さがある高さまでの枝を落とします。
この様に、周りの枝を押さえながら、作業環境を整えましょう。幹を傷つけないため、木の周りを自分が回りながら、常に落とす枝を正面に据えて作業します。
そんなこんなで落とし始めて、3本目の枝に鋸を当て始めたところ・・・
耳元で羽音が響き、激痛が走る。
蜂に刺されました。
僕の中にあるモチベーションを司る何かが、砕け散る気配を感じました。
アシナガ蜂だろうとの事です。
先生たちに処置をしてもらい、何とかモチベーションを保てました。
昼食はカレーでした。
美味でした。
次は、上粕尾小学校の子供たちとプランターケースを作りました。
僕が担当する事になった子供は、遅れてくるそうで、最初は皆のお手伝いでした。
こんな感じで作業しました。
僕は、4年生の女の子とでした。
普段からお父さんの手伝いで使っているらしく、インパクトが使えててびっくりしました。
塗装とお絵描きもやってもらって、完成です。
上手にできました。
なんと、この作品が高見林業の斉藤さんよりPTA会長賞を頂きました。
修了証授与の際に木流研Tシャツを頂きました。
また車で移動し、21世紀創造の森で見学です。
タワーヤーダやハーベスタ等、高性能な林業機械の説明をうけました。
これはハーベスタの先につく機械で、なんとこれだけで1000万円だそうです。
それだけ、活躍を約束されていると言う事でしょうか。
2日目
6時に起床し予定では散策だったところで、1日目に出来なかった講義をしていただきました。
林業や森林計画について、貴重なお話を聞く事ができました。
朝食を食べて出発です。
再び、高見林業で林業作業見学と、伐採及び木取りの作業をしました。
まずは急斜面を登り、倒す木を選びます。
それぞれが選んだ木を、チェーンソーで倒して頂きます。
木を倒すという事の危険性等を体感しました。
自分は、チェーンソーも体験させていただきました。
間近で倒れるところを見る事で感じた事は言葉で表せるものではなく、木の偉大さや力強さ等を再確認する事が出来ました。
ハーベスタの作業も見学しました。
その、性能を目の当たりにして、作業効率に驚かされました。
伐採した丸太の木取り作業では、前日の夜から考えていた木取りを実際に書きました。
次は製材所の見学で、その木取りした木材を製材していただき、説明を受けました。
丸太が、次々と製材されていく所は圧巻でした。
僕の木取りは面倒な形だったらしく、本当はもっと早く終わるそうです。
その後は木工所見学で、2カ所の木工所に行きました。
最初に、個人で経営している木工所を見学させていただきました。
椅子等の作品も気になりましたが、一番心に残ったものがこれです。
これは、材が切れない位まで切れ目を入れて曲げているそうです。
そんな加工法があるのかと驚きました。
次は大人数で経営しているところに行きました。
それぞれの持ち場での作業が早く精確で、これが仕事として作業する事かと、再確認しました。
学校の工房にはない大型機械等もあり、貴重な体験になりました。
最後に終了式を行い、一泊二日の研修旅行が終わりました。
この研修を経て、木材を自分たちが使うまでには、想像するより多くの方々の想いがこもっているという事を肌で感じました。
終了式での先生方の熱い激励をうけ、これからの学校生活への気組みを再構築する事が出来ました。
自分たちも「木の仲間」なんだと言う事を胸に止めて、これからの作業に真摯に向かい合って行けたらいいと思います。
水谷