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2013年9月 アーカイブ

2013年9月11日

『これまでの、そしてこれからのインテリアデザイン』展、展示デザイン経過報告!

今年、創立50周年を迎えるにあたり開催される特別プログラム『ICS 50th Anniversary Week』。
いよいよ9月20日(金)から『これまでの、そしてこれからのインテリアデザイン』展がICS柿の木坂校舎で開催されます。

ICSの在校生・卒業生・講師のデザイン作品を通じて、『これまでの、そしてこれからのインテリアデザイン』を考えていくこの作品展。
メイン会場の1Fギャラリーは、学内コンペによって選ばれた展示デザインとなっており、インテリアマイスター科の学生を中心に、現在、施工の真っ最中です!

このメイン会場の展示デザインを制作した、学生リーダーを務めるインテリアデザイン科3年生の園田正裕くんより、経過報告レポートが届きました!
このブログを通じて、随時ご紹介していきたいと思います。


インテリアデザイン科3年生・園田正裕くんのレポート

8月からプロジェクトが始まり、気がつけばもう施工が始まっています。
あっという間に時間は過ぎていくものだと、日々強く感じています。
限られた時間・人・空間・予算・技術といった現実的な要素が交差する中、それでも理想を追い求めて、この1カ月間、さまざまな葛藤を繰り返してきました。

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今回の学内コンペでは、2つのデザインが採用され、2組合同でプロジェクトを進めることになりました。
2つのデザインを1つにまとめる際、それぞれの要素を抽出して新たに1つの形を生み出すのではなく、異なる2つの空間を1つの環境として捉(とら)えようと考えました。
その2つを繋(つな)げる『間』に取り入れた、[布]と[木のフレーム]。
まるで、人あるいは建築の骨格と、それを覆(おお)う皮膚のような・・・。

皮膚のように纏(まと)い、人が着る服のように姿を変え、より自然に『これまでの、そしてこれからのインテリアデザイン』のキーワードにになっていくだろうと考え、デザインしました。

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さまざまな問題や意見にぶつかる度、何度も話し合いを重ねて1つの意見にまとめていく。おそらく、実社会ではこの繰り返しなのだと思います。

限られた時間の中でアイディアを練り、形を起こす。そして提案し、また新たな問題点を見つけ改善する。
これまで授業で取り組んできた課題とはまるで違う、クライアントがいて、作り手がいるということ…。

在学中に、実際の仕事に近い経験を学ぶことができ、忙しくもありますが、たいへん有意義な時間を過ごしています。

作品展の開催までに残された時間はあと僅(わず)か。それでも、まだまだ、やるべきことが残っています。
たくさんの経験を経て、描いた理想像。
少しでも多くの方々に感動していただけるよう、精一杯がんばります!



『これまでの、そしてこれからのインテリアデザイン』展
在校生のデザインコンペティションにより、ICSの校舎全体を会場としてデコレーション。『これまでの、そしてこれからのインテリアデザイン』をテーマに、ICSの講師・卒業生・在校生による作品展を開催。

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■入場料
無料
※ご予約のお申し込みは不要です。当日、1F受付にてお申し込みください。

■日時
2013年9月20日(金)~25日(水)10:00~17:00

■会場
専門学校 ICSカレッジオブアーツ[1F/ギャラリー、2~4F/教室]
東京都目黒区柿の木坂1-5-6(東急東横線 都立大学駅下車 徒歩約5分)

■後援
タケダコーポレーション株式会社


▼詳細はコチラ
http://www.ics.ac.jp/guidance/special_2013.html

2013年9月12日

『ICS で NIGHT』"Powered by PechaKucha"が開催されます!

創立50周年を記念し開催される特別プログラム『ICS 50th Anniversary Week』。
期間中の9月23日(月・祝)には『ICS で NIGHT』“Powered by PechaKucha”がICS柿の木坂校舎の地下1階ラウンジで開催されます!

今回のイベントを実施するにあたり、フォーマットをお借りした『PechaKucha Night』。

これは、東京を拠点に活躍される建築家ユニット[クライン・ダイサム・アーキテクツ]のアストリッド・クライン氏と共同主宰者のマーク・ダイサム氏が考案され、今では何と世界670余りの都市で開催されているイベントです。

『PechaKucha Night』は、1人20枚のスライドを20秒ずつ、合計400秒でプレゼンテーションするというシンプルなルール。若手デザイナーが公の場で作品を発表するとともに、ネットワークを広げるためのイベントです。

見ている人たちが楽しめればテーマはなんでもOK!
イメージするなら・・・
ビール片手にワイワイと、大人の学習発表会! って感じです!!

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そして今回・・・
創立50周年を記念して、ここICSで開催されることになりました!!
題して、『ICS で NIGHT』“Powered by PechaKucha”

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プレゼンターに登場するのは、ICSの講師・卒業生・在校生の面々。
もちろん、本家と同じようにどなたでもお気軽にご参加いただけます!!


また当日は、ICSの元気な在校生が運営スタッフとして走り回ります!
目印はこのTシャツ!
どんなことでも、お気軽にお声がけください!!

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▲モデル:インテリアデザイン科2年生・眞壁 郡くん

[大人の学習発表会]に、ぜひ足を運んでみませんか!?
みなさまのお越しを心よりお待ちしております!!



『ICS で NIGHT』“Powered by PechaKucha”
今や世界670都市で開催されている『PechaKucha Night(ペチャクチャナイト)』のフォーマットを使用した『ICS で NIGHT』“Powered by PechaKucha” を、『これまでの、そしてこれからのインテリアデザイン』展に出展したICSの講師・卒業生・在校生により開催。

■日時
2013年9月23日(月・祝)18:00~21:00(開場/17:30)

■会場
専門学校 ICSカレッジオブアーツ[B1F/ラウンジ]
東京都目黒区柿の木坂1-5-6(東急東横線 都立大学駅下車 徒歩約5分)

■入場料
無料
※ご予約のお申し込みは不要です。当日、1F受付にてお申し込みください。
※パーティ形式にて、ドリンクなどは有料となります。ドリンクなどをご注文されなくても、ご参加いただけます。
※未成年の方や車を運転される方、妊娠中や授乳期の方の飲酒はやめましょう。

▼『PechaKucha Night』のウェブサイトはコチラ
http://www.pechakucha.org/

▼「クライン・ダイサム・アーキテクツ」のウェブサイトはコチラ
http://klein-dytham.com/

▼【ICS 50th Anniversary Week】の詳細はコチラ
http://www.ics.ac.jp/guidance/special_2013.html

2013年9月23日

いよいよ本日!『ICS で NIGHT』"Powered by PechaKucha


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本日18時、お待ちかねの『ICSNIGHT』“Powered by PechaKucha”が、ICSの地下ラウンジでいよいよ開催されます!!! 

※『ICSNIGHT』“Powered by PechaKucha”とは???

詳細はコチラ→http://www.ics.ac.jp/blog_ics/2013/09/ics_nightpowered_by_pechakucha.html

スケジュールと共に、15名のプレゼンターをご紹介。

バラエティ豊かなプレゼンテーションが期待できそうですね!!!

▼『ICSNIGHT』“Powered by PechaKucha”タイムスケジュール

18:00開演

18:15久保寛人(Insideout ltd.

18:24平山友子(かなもじ家)

18:33ガジリア恵理子(インテリアデコレーション科1年生)

18:42藤田雄介(Camp Design inc.

18:51平野達郎(-trope.

19:00休憩(Beer Brake

19:10棚橋治仁(インテリアデザイン科2年生)

19:19増田啓介(増田アトリエ)

19:28海山俊亮(Micro Works

19:37松永衣里奈(インテリアデザイン科1年生)

19:46江口勲(エグチデザインスタジオ)

19:55休憩(Beer Brake

20:05坂田裕貴(HandiHouse project

20:14高聿雯(インテリアデコレーション科2年生)

20:23田中行(建築+デザイン事務所イッスン)

20:32伊東裕・剱持良美(SOL style

20:42藤村翔吾(インテリアデザイン科3年生)

21:00終演

なお、お越しいただけない方々のために、UstreamICSチャンネルでも配信予定!

イベントの盛り上がりを、ぜひ覗いてみてくださいね!

ICSチャンネル(Ustream)はコチラ ※配信は18:0021:00

http://www.ustream.tv/channel/ics-presentation

イベントの成功に向けて、在校生スタッフも奮闘中

みなさまへ、楽しいひと時をお約束します!

事前のお申し込みは不要。

ぜひお気軽にご来場ください!!!

 

 

50年目の作品展。

ICSは今年、創立50周年を迎えました。
約半世紀という歴史を記念し、9/20(金)~9/26(木)まで、「ICS 50th Anniversary Week」と題し、特別イベントを行なっています。

柿の木坂校舎では「これまでの、そしてこれからのインテリアデザイン」をテーマに、ICSの卒業生・講師、そして在校生による作品展を開催中。
このブログでは、今回の作品展を迎えるまでの奮闘ぶりをご紹介しようと思います!

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展示会場は、学内で実施されたデザインコンペで選出されたデザイン案を、在校生たちの手で作り上げたものです。

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▲デザインコンペの審査風景


デザインコンペの最終審査に残ったのは10作品。最終的に選ばれた2作品を統合して、展示会場という1つの作品を作ることになりました。
2チームに属するデザイナーが、何度も何度も協議し、施工に向けた実施設計を進めて行きました。
実施設計は、普段学校で行なわれているデザイン課題では経験する事のできない体験です。実際の現場で活躍されているプロの先生の指導のもと、模型等を使いながらディティールを決定して行きました。
 
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▲模型によるスタディーとチュートリアル指導

まとめ上がった最終の実施設計案を、再び学内でプレゼンテーションを行ない、いよいよ施工に着手して行きます。
施工を担当するインテリアマイスター科の学生にも、デザインをしっかりと理解してもらうためにプレゼンを実施。デザイナーと施工者の間で、しっかりとコミュニケーションを図ること。これがとても大事なことなんですね。

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▲学校関係者へのプレゼンテーション
 
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▲インテリアマイスター科の学生とミーティング


これらの過程を経て、いよいよ施工開始です!
まずは、1Fのギャラリーやリソースルームのスペースを片付け、施工範囲を確認します。

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▲リソースルームの整理


地下の工房では、材料の切り出しを開始します。
インテリアマイスター科1年生の施工着手初日ということもあり、同学科卒業生の石川さんをお招きし、後輩への指導にあたっていただきました。

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▲材料の切り出し開始


並行して、会場の天井にも施工を行ないます。
オーガンジーという薄手の布を、会場中の天井に張り巡らせるという、とても大掛かりな作業です。

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▲布の施工も同時にスタート


続いて、壁です。
展示壁となる針葉樹合板を、本棚に取り付けて行きます。
下地をしっかりと作りながら、本棚が全て隠れるように合板を取り付けて行きました。

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▲壁下地の取付

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▲針葉樹合板で本棚を隠します


次に、展示枠として使用するフレームの部材準備です。
部材のほとんどは、シナ合板を積層させて作成して行きました。同じ幅の材料を大量に準備し、貼り合わせて行きます。とても根気の必要な作業ですね。

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▲シナ合板を同じ幅に切り出したところ

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▲木工用ボンドを使って貼り合わせます


フレームの部材を作成している頃、針葉樹合板で作成した壁は白くペイントされていました。真っ白な壁は、清潔感に溢れていて、とても気持ちが良いです。

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▲展示壁面を白くペイント


天井にも順調に、オーガンジーが張り巡らせて行きます。

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▲一列に延びて行くオーガンジー


フレームの部材が出来上がったら、組み立てに入ります。まずは幾つかの代表的なパターンから着手します。
今回考案された展示フレームは、展示作品のサイズによって組み替えが容易にできるよう、ほぞ穴とビスを組み合わせて構成したものです。応用が効くデザインという訳ですね。

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▲ロの字型に組み立てたパーツに、ビスを通すための穴をあけます

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▲ロの字型はこのフレーム展示システムの基本形となるため、大量生産!


布の作業もいよいよ佳境に入ります。
[紡ぐ]形を表現するために編み込まれた布を垂れ下げ、エントランス部分の空間を魅力的な構成になるよう、何度も何度も現場でスタディーを繰り返しました。それでも試行錯誤しながら、最終形へとまとめて行きます。

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▲編み込まれたオーガンジー
 
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▲エントランス空間で、スタディー中


また、エントランス空間には、布にサインを表示させる案を採用しました。
作品展のタイトルや、フロアガイドのサインを施すため、インクを流し込むためのマスキングを施すという、非常に緻密な作業を根気強く行いました。

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▲布にインクを流し込むためのマスキング作業

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▲作品展タイトルのサインが、布に浮かび上がります


地下の工房で組み立てられたフレーの部材を展示会場に移し、いよいよ現場での組み立てが始まります。
展示作品のサイズや空間表現、作品の雰囲気に合わせて、展示フレームの配置も含め微調整を行ないます。

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▲ほぞ穴への差し込みと、ビス止めによる組み立て

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▲展示作品の大きさや雰囲気を考えながら、ポジションを調整


最後に、作品を展示フレームと展示壁に取り付けて完成です。
作品の雰囲気や色合いなども考慮しながら、展示の配置を決定して行きます。

模型や家具などの立体作品との組合せなども意識し、すべての作品にとって最適な展示場所・方法を、最後まで妥協する事なく議論し、展示空間を完成させて行きました。

出展者の方々にもご協力頂き、立体作品を並べて完成です。

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▲作品を全て広げ、見比べてから展示の順番を検討

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▲展示の高さも、すべて整えます

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▲位置が確定したら、インパクトドリルで取り付け

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▲出展者ご本人にも、立体物の展示作業を手伝って頂きました



こうして、およそ一ヶ月半の準備期間を経て、展示空間は完成に至りました。
期間中、お越しになれない方々のために、少しだけご紹介!

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▲エントランス空間

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▲1Fステージ上

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▲ギャラリー側

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▲学校のロゴ越しに見る、リソースルーム側

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▲リソースルーム側_その1

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▲リソースルーム側_その2



いかがでしたでしょうか!?

在校生が中心となり、講師そして卒業生が協力しながら完成されたこの展示空間。
「これまでの、そしてこれからのインテリアデザイン」というテーマに、最もふさわしい空間となりました。

今回の作品展が、インテリアデザインに対する考え・思いを高める機会となってくれたら嬉しく思います。


最後にご紹介する写真は、エントランスの奥側に用意された空間です。
この作品展の開催にあたり、関わったすべてのメンバーの想いが詰まった、「親愛なる皆様へ」のメッセージが飾られています。

この空間で発せられるメッセージ、ぜひ会場で受け取ってください。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

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