インテリアデコレーション科

2017年7月19日

株式会社リビタ×ICSカレッジオブアーツ 特別授業!

2017年6月29日(木)、株式会社リビタ様とインテリアデコレーション科2年生でデザイン課題「シェアハウスプロジェクト」について、特別授業を行いました!

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この課題は神奈川県川崎市長尾を敷地として「6人が居住するためのシェアハウスを作る」ものです。
学生たちは実際に現地調査をし、敷地周辺の土地を自分の目で確かめて、土地の特徴を活かしたシェアハウスを提案しました。

最初に株式会社リビタのチーフディレクターである宇都宮惇様からご挨拶とこの特別授業の概要を説明をして頂きました。
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次に、この課題を担当している佐々木先生と宮原先生から学生全員の作品紹介を行います。
実はこの土地、佐々木先生が「株式会社アラキ+ササキアーキテクツ」として実際にリノベーションに取り組んでいる敷地なんです!
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真剣な表情で授業に挑む学生たち...
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学内で優秀者に選ばれた学生7名は株式会社リビタの社員さんの前で発表です!
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・土地柄坂が多いので、歩いて敷地に行くのが一苦労。そこで「長尾の土地は登山好きでなければ住めない場所なのでは?」と考えた「登山者のためのシェアハウス」。
・最近話題の「子供の貧困を解決する」ための「子供食堂」を設置したシェアハウス。
・作家を目指す20代以上5人と、大家さんが居住し、それぞれが書斎を持ち、和室の家具を設置した昭和の文豪の部屋のようなシェアハウス。

...などなど、敷地を上手く生かしたシェアハウスを考えました!
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学生の発表後、株式会社リビタの社員さんから学生の作品一つ一つにコメントをして頂きました。
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・都心でリノベーションを行うのであれば、アイデアを利用する事が出来る!
・空間が具体的に設計されている現実的な考えのシェアハウス!
・空が広い事が長尾の敷地の特徴なので、窓の開け方にこだわった事に関心!

と学生へたくさんのお褒めの言葉を頂戴致しました!! 良かったね!

続いて株式会社リビタさんの会社概要説明に移ります。
企業理念や、手がけておられるプロジェクトについて知る事が出来る良い機会になりました☆
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最後にワークショップ。用意されたA案・B案の図面に対し、それぞれの住人を設定するところから始めて、部屋割などを考え、書き込んでいきます。

社員さんや先生方からアドバイスを頂きながらプランニングしていく様子は、普段のチュートリアルの授業のようでした。

熱中する余り、まだ帰りたくない、もっとやりたいと言った声も...。
この経験は、きっと今後の学習に生かされるものと確信しました!
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株式会社リビタの社員の方々、お忙しい中今回のような貴重なお時間を頂きまして誠にありがとうございました!

(広報部・昆)


2016年2月 8日

DECO科卒業研究作品プレゼンテーション

打ち上げやりました♪


 インテリアデコレーション科(以下DECO科)は、卒業研究作品の提出から2日後、1日かけてプレゼンテーションが行われました。

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 ワークショップを手伝ってくれた1年生と、チュートリアルを担当してくださった先生4名、そしてゲストコメンテーターとして土曜日コース、夜間コースを担当してくださっている横堀健一(よこぼり・けんいち)先生と大塚則幸(おおつか・のりゆき)先生に参加して頂きました。

 DECO科の学生は、住居系か商業系、もしくは両方を兼ね備えたものというくくりでテーマを決定しています。

 商業系で選んでいるテーマは、結婚式場、注目ブランドの店舗、保育施設、銭湯、Bar、ホテル、プラネタリウム、美術館など。

 住居系は敷地や住人設定が、一人っ子世帯や中華街、日中留学生が交流するシェアハウス、都内の住宅地など。

 混在パターンとして、市場やカフェ、もんじゃ焼き店舗&住居の提案がありました。

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 発表の持ち時間は4分。タテ1.8m×ヨコ1.85m〜2.6mの大きなパネルと、1/30、1/50スケールの模型を前に、プロジェクターを用いたスライドでの発表を行います。個人の発表後は先生がたから質問や講評を10分程かけていただきます。

▼留学生による出身国の要素を取り入れた提案。李 海純(リ カイジュン)さんは卒制の間になんと出産しました‼︎
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 DECO科の卒業研究制作は、11月からスタートし、3ヶ月ほどの時間をかけて計画、企画、設計、デザインを行います。よくインテリアアーキテクチュア&デザイン科との違いを聞かれます。この科の特徴は、商業、住居のシチュエーションを、人の目線に立って考えるインテリアのデザインから展開し、空間を捉えていくデザイン手法を学びます。カリキュラムは2年間に凝縮して、より実践的なスキルを身につける事を目指しています。その結果、建物の設計も同時に行う卒業生もいますし、内部のみの提案もあります。今回は、敷地を自由に選ぶ設定だったので、新築での提案が多かったようです。

 特に今年目を引いたシリーズ(そんなものはないですが?!)が、ドーム型の提案3点です!いずれも世界観の強い主張が感じられる、伸び伸びとした提案。それらを出し切った時の、先生たちのコメントは賛否両論ですが、それも含め、学校にいるうちにトライできたことは貴重なものとなると思います。


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↑(左)「舞台装置のようだ」とはリヴィエレ先生のコメント。「パネルをCAD表現にせず、スケッチや模型での世界観を前面に出すのが向いていた」とのアドバイスを頂きました。パワーがあります!
↑(中)「Kawaii」と住まい。はい、確かに京都にこれを建築できる日は遠いかもしれません...でもその輝きは失わないでください
↑(右)プラネタリウム。図面、CGと模型表現を合致させるのが難しかったようですが、最後までやりきった気持ちは伝わります!

▼昼休みの風景。発表が終わりリラックスしている学生や、まだまだこれからな学生も笑顔がステキ♪
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 今回のプレゼンテーションで、代表作品が7作品選ばれました!2日後に全校で行われる「公開プレゼンテーション」で発表します。作品についてはそちらのブログでじっくり紹介したいと思います!お楽しみに〜♪

 さて、本日はこの後地下ラウンジで打ち上げパーティを行いました!昨年の卒業生も数名遊びに来てくれました。今日発表を終えた学生たちは、担当チューターに、花束や寄せ書き、記念品を贈呈してお世話になった気持ちを伝えました。素晴らしい!
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▼ハグシリーズ♡
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▼卒制の間に生まれたお子さんと。佐藤先生も感嘆しています!最後は三三拍子で!
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 さて、興奮(こうふん)と感動と、安堵(あんど)の1日が終了しました。宴(うたげ)は会場をかえて、遅くまで盛り上がっていました。良い1日でした!お付き合いいただきました先生方、先輩方、後輩たち、どうもありがとうございました‼︎


事務管理室 GE

2015年10月 6日

DECO2+IMT2 卒業研究プレゼンテーション

研究テーマ「1 つの素材/工法を知り抜く」

先日お伝えしたデコレーション科、マイスター科2年生合同の理論授業として行われる"卒業研究"が、最終発表の日をむかえました。卒業研究のテーマは「1つの素材/工法を知り抜く」でした。

▼DECO2+IMT2 卒業研究「1つの素材/工法を知り抜く」 中間発表の記事はコチラ!
http://www.ics.ac.jp/blog_deco/2015/07/deco2.html

発表の日の朝、毎年恒例になりつつある冊子が届きました。この冊子は、全員のレポートを雑誌記事のように誌面構成し、代表メンバーによる編集チームが、最終データを校正して、担当の白先生ご協力の元製本されています。

そうすることで、かたい読み物にはならず、気軽に読みやすいのが特長です!


雑誌編集もインテリアデザインと同様で、コンセプトを打ち出してテーマを考え、タイトルを含め全体校正していきます。

今年のタイトルは、『素材研究所 ─素材から考えるインテリアデザイン─ 』
〜41人41色、素材研究所。答えのない建築やデザインの世界で自分たちの色をあざやかに、深く彩る〜

▼左が総ページ数約250ページで刷り上がった完成冊子。右は昨年のもの。
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発表は、デコ科とマイスター科の1年生も見学します。担当外の先生も入れかわり立ちかわり発表を見に来られてました。

そして、今日は特別ゲストの方が2名いらっしゃいました。前回ワークショップにご参加されていた、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 修士課程の伊藤 遼太(いとう・りょうた)さん。今回初めて参加される、同専攻 修士課程の西里 正敏(にしざと・まさとし)さんです。発表する学生は、たくさん講評をいただけるように、これまでの研究の成果をきちんと伝えられるといいですね!


学生たちは、実作したサンプルや創作品を持って、プロジェクターで発表を行いました。

▼自宅の襖を直し、建具の作り手と使い手の関係を探った、マイスター科の臼井 拓実さん
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マイスター科の研究内容は、木の素材を扱っている学生が多数見られました。下の二人は同じ素材「竹」についての
研究でしたが、最終実作の作品は全く違うものが仕上がっています。

▼(左)竹の照明。内側を削ることで美しい模様が映し出される(右)同じく竹素材のハンドルや突板
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▼緻密(ちみつ)な"美味しさ"を追求した食品サンプルの実作。日常の美味しい幸せとインテリアの関係とは ?!
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▼(左)草木染め体験のサンプル(右)「ナニコレ・トマソン百景」と題して探してきた学校内の謎の扉
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▼(左)古材を利用したテーブルを創作(右)留学生による伝統的仕口の加工をした指物の実作
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▼(左)富山の伝統工芸、金工着色の実作(右)様々な配合で創作した日干しレンガ
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▼(左)アクセサリー作り等で使われるレジンでタイルの創作(右)レゴとインテリアの研究
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41通りの素材研究と考察を紹介するプレゼンテーションは、とても見ごたえのあるものとなりました。全てをご紹介できず、非常に残念です。

また、時間内で内容をまとめてプレゼンテーションを行うことは、入学してから卒業まで、常に学習する項目の一つです。事前に友達同士で練習できると、内容の分からない点や省く点をお互い直せるので、一度は予行するようにするのが発表成功の秘訣とのこと!


担当された先生お二人と、ゲストで来られた方々のコメントをご紹介します。
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○佐々木 高之(ささき・たかゆき)先生
この研究課題では、「リサーチ・スタディ・創作」の過程があったが、100%をこなす難しさが実感できたと思う。これで終わりにするのではなく、これから行う卒業制作につなげて、さらに理解を深めて欲しい。

○伊藤 遼太さん
建築家の内藤 廣(ないとう・ひろし)さんの言葉で、「トラブルをクリアした方法が一番良い方法である」とあるとおり、良い方法や創作を行うためにも、もっとトラブルを迎える心意気を持って欲しい。

○西里 正敏さん
コンピューティング技術が発達した現代で、昔からの手法で高度なものも機械で再現可能となってきている。体験することで、機械にできない、人間とマテリアルの繊細(せんさい)な関係性を見つけて欲しい。

○白 左立(はく・さりつ)先生
簡単にできてしまうインターネットで検索して見つけた情報や世界が全てではなく、実際に外の世界にふれて欲しい。職人さんと出会い、先生は学校だけでなく社会にたくさんいると感じたと思う。
与えられた課題だけでなく、自分で見つけられるような行動を身につけて欲しい。
「手間のかかる事が、楽しい事!!」手間をかけてこそ、良くなった時に充実感と満足感を感じられ、経験として身についていく。


素晴らしい総評をいただきました。一つ一つ丁寧(ていねい)に講評された先生方、緊張(きんちょう)の面持(おもも)ちで発表をする学生たち、真剣に発表を聞く学生たちも、皆さん一日お疲れ様でした!


最後に、今回の編集チームのご紹介です。シルバーウィークのお休み中や学祭の間も、この編集作業にたずさわり、最後までやり抜いたチームのおかげで、この研究が一つの作品になりました。こちらも大変お疲れ様でした!
(写真に写っていないチームメンバーの方々ごめんなさい!!)
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担当:事務管理室 GE

2015年7月22日

DECO2 卒業研究中間発表

研究テーマ「1つの素材/工法を知り抜く」


 デコレーション科、マイスター科2年生の合同授業をご紹介します!! 本日は理論授業の最終段階、"卒業研究"の中間発表でした。

▼プロジェクターを使った中間発表。
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 卒業研究は、この後行う卒業研究制作へ結びつく研究レポートを提出する授業です。今年のテーマは昨年に引き続き「1つの素材/工法を知り抜く」がテーマです。インテリアデザインの要(かなめ)となる仕上げ材について、自分の気になる素材、もしくは工法を選び、じっくり調査します。

─課題表の"概要"より一部抜粋─
インテリアデザインの魂は、仕上げの素材や工法に宿ると言っても過言ではない。
インターネットの検索で手に入る平板(へいばん)な情報を「知る」のではなく、自分自身で「体験」する。 


▼"光の研究"
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 この研究では、文章としてレポートを書くだけでなく、実際の製作現場に足を運び、取材や体験を通して自分なりの理解と考察を交えていきます。10月に予定されている最終プレゼンテーションでは、自分がたどり着いた素材の実態について、作成したサンプル(見本)と共に発表します。特別ゲストにお越しいただいて、数名の先生から講評を受けます。


▼すでに体験してきたサンプルや、見本を用意してきた学生も。先生から次の工程をより具体的にアドバイス頂けます。
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▼"日干しレンガと和の素材についての研究"
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 留学生も含め、日本でなじみのある素材に注目している学生が多く見受けられました。モノづくり日本の将来をになう学生たちです! これを強みに海外で活躍する学生もいるかもしれません!!

▼"漆(うるし)の研究"
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 発表を終えた学生は、文献からの研究では引用書籍などもきちんと記載して紹介を行うことや、夏休み中に行える次のステップを先生にアドバイスしていただきました。


 マイスター科の学生は、製作に関わる部分は専門的にとらえる調査ができているので、それの応用と自分の見解をさらに磨く事を目標に。デコレーション科の学生は、空間にどう利用できるかという視点から素材をリサーチしていて、研究目標もはっきりしているので、実際に製作の現場に足を運び試作を行い最終発表に取り組むのが目標のようです。


「この授業で深く調べた時間と知識は、とても貴重なアイデアの引き出しになることと期待します」との先生のお言葉。


 例外として、「間取り」「BARカウンター」「(超芸術)トマソン」といったユニークな研究を行っている学生もいました。夏休みを利用してさらに深みを持った個々の考察が出てくることと思います。最終発表が楽しみです!

▼"トマソン"についての研究(「建築物に付着して、美しく保存されている無用の長物」のこと)
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事務管理室 GE

2015年7月 3日

心引き締まる、マナー講座。

 「みなさん、ジェムの意味をご存知ですか?」

 この一言から始まった本日の「マナー講座」。お越し頂いた特別講師は、株式会社ツリー・オブ・ジェムズの今村道子(いまむら・みちこ)先生。「ジェム=宝石」という意味なのですが、ますます輝く宝石になれるように、入学後三ヶ月が経過したデコレーション科とインテリアマイスター科の1年生は、今日の講座でマナーを身につけ社会人に備えます。

1. マナーの基本の『キ』
2. 挨拶(あいさつ)の仕方
3. 電話対応
を教えていただき、最後に名刺交換を練習するスケジュール。


 マナーとは、相手を不快にさせない為のものです。お客様と面した時や、会社の先輩や上司に対してのコミュニケーションマナー。色んなマナーがありますが、全てに共通する基本を教えていただきました。

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 第一印象は見た目で9割決まると言われており、身だしなみはとっても大事! 子供の時から教えられている、ハンカチを持ち歩くことや爪をきれいにすることはもちろん、服装や髪型に気配りを。女性はお化粧をしているのが基本となります。おしゃれをする為ではなく、身だしなみを整える、その違いを意識できるようになることが第一歩ですね。 

▼爪の長さをそれぞれCheck! 男性は? 女性は?
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▼続いては挨拶の仕方です。美しいお辞儀をやってみましょう。
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 挨拶をする時は表情も大切です。自然な笑顔は眉(まゆ)を動かすことが大事だとか。「眉をあげてみて」「え〜、動かない?!」そんなやりとりも見られました。顔の筋肉も意識して動かす訓練が必要なのですね。口角(こうかく)を上げやすい言葉として、「ミッキー」「ラッキー」「ウィスキー」とは昔も今も変わらない相言葉です。


 「クッション言葉」も学びます。「ご迷惑をおかけいたしますが」や「お手数ですが」など、柔らかく内容を伝えるための会話術の一つですが、みなさん、いくつ思い浮かびますか? 早速これらを使って電話の対応を練習してみます。

▼先生が配ってくださったカンペを見ながらですが、隣のクラスメイトと練習です。
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 留学生も多く在籍する我が校ですが、日本で就職する際には必須のマナーですので、皆、真剣にがんばっています。


 最後に相手に失礼のない名刺交換の方法を学びます。どんな名刺入れがよいのか、名刺のしまい方や渡し方など。ルールを知っていると自信をもって初対面の方にも接することができますね!

▼全員で練習です
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 何度も練習した甲斐(かい)あって、皆、表情に自信が見られるようになっています。女性たちは、「可愛らしさ」を十分持ち合わせていますので、今後はビジネスとしての「笑顔」や「気づかい」を、日々の生活でさりげなく出せるように学校生活を充実したものにしていきましょう。男性たちも負けずに、りりしい挨拶を期待しています!

▼短い時間ながら大切なことを、たくさん教わったマナー講座でした。今村先生、ありがとうございました!
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2015年7月 1日

「終の住処」究極のダンボールハウス ワークショップ

 本日のデコレーション科2年生の理論授業は、特別講師をお招きしてワークショップが行われました。ゲスト講師は川添善行(かわぞえ・よしゆき)先生(東京大学 准教授)です。ワークショップのテーマは「終の住処(ついのすみか)」。

 1限目は、川添先生による全体講義がありました。講義では、日本の現代都市とこれからくる未来社会をつなげたお話と、今日のテーマとつながる先生の作品をご紹介いただきました。
 日本が歴史上初めて迎えるであろう、人口減少社会。その社会で求められることを具体的に思い描くことから始まります。生きる空間とお墓は相対する空間ですが、それを知ることは生きる空間を考えることになる。日本各地のお墓について研究されたお話や、実際に先生が設計されたお墓の事例をご紹介いただきました。

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 コロンビアの刑務所跡地に公園図書館を設計したプロジェクトと、岩手県大槌町で屋台を設計して被災地を盛り上げるプロジェクトの事例から、建築がその場に住む人々に与える影響をご説明いただきました。建築の出来上がっていく姿が近隣住民に安堵感を与え、明かりの元に集まる人々に笑顔がみられるようになりました。建築を通して実現できることがいろいろあることを教えていただきました。


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 講義の終わりには、川添先生とご息女の愛読書「少年と木」を読み聞かせしてくださいました。絵本に出てくる、りんごや葉、枝、幹、切り株をデザインの姿に例え、りんごではなく切り株のような何かを作れるのが大事だとおっしゃいました。これが今日の課題制作にどう影響していくのか楽しみです。

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 15分の休憩を挟んで2限目〜4限目までは、3〜4人構成で6つのグループに分かれ課題を進行していきます。課題内容はダンボールで実物大の、それにふさわしい美しさを有した「終の住処」の制作です。まずはダンボールハウスで暮らす住人の設定と、そこに至るストーリーをできるだけ具体的に考えます。若い学生にとってあまり身近ではない、人生の最後を迎える時の住まいを想像するのです。それは死を意識することであり、死に方の話にもつながるでしょう。重いテーマですが、意見を出し合い、絵本作家さながらにグループごとにストーリー展開を練っているようです。

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 本日は川添先生の助人として、川添研究室に所属されている伊藤遼太さんと小南弘季さんにこのクラスの制作をサポートしていただきました。修士課程のお二人は、時間の管理や制作方法、ロジカルな視点を含めグループごとにとても丁寧に指導されています。


 発表のタイムリミットは17時。並行して別課題のデザインチュートリアルも受けながら行うのでほぼ3時間で仕上げなければいけません。大まかな方向性が決定してからは制作班と文章班で分業するグループが多いようです。


 いよいよ発表。どのグループも、まるで映像が浮かんでくるようなストーリー展開で、短いストーリーでも「終の住処」の住人に感情移入できました。絵本の読み聞かせが影響したのでしょうか。

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 発表では、先生方が実際に「終の住処」に入って入念に空間を確かめます。学生の発表後、サポートの2名による補足説明があり、CT(理論チュートリアル)担当教員の佐々木高之(ささき・たかゆき)先生、最後に川添先生の講評をいただきます。移動型の作品やカーテンの出入口がついたもの、土の中にある設定、光や音を考慮したものなど、作品はさまざま。死を「自由になること」「浄化されること」「癒し」ととらえ、住処の使用後について考えられている作品もありました。どの作品も高評価をいただけて学生たちも満足げな様子。

 川添先生がおっしゃるには、実物大のモデルケースを体験することで生活する人を意識しながら設計する体験ができ、人に対する想像力のトレーニングになるそうです。実りある1日を過ごせましたね。本日は「仲間」となったクラス全員で打ち上げまで企画されており、参加した学生で盛り上がりました。最後の最後までエンターテナーであられた川添先生、素晴らしい体験をありがとうございました‼︎

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 このワークショップを発案した担当教員の白佐立(はく・さりつ)先生が、これまた同じ短時間で作品をまとめA5冊子を作ってくださいました。学生に負けず、いつもパワフルです。

2015年6月30日

ある一日のカリキュラム -講師3名体制-

 デコレーション科とインテリアマイスター科の1年生は、前期が終了する夏休みまで一緒に授業を行っています。ある一日のカリキュラムをご紹介したいと思います。

 合同だと大人数でしっかり指導していただけないのでは? と心配されるかもしれません。少人数体制を実施するカリキュラム構成は、ICSの特徴の一つです。クラスを4グループに分けて、1クラスに3名の教員、講師が対応しています。例えば、ある学生のカリキュラムは1限目〜2限目:色彩、3限目〜4限目:DT(デザインチュートリアル)となります。隣の教室では、別のグループの学生が逆のカリキュラムを受けることになります。

▼色彩の授業をうけているグループ
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▼DTの授業をうけているグループ
(普段はさらに2グループに分かれますが本日は計画発表につき合同で行っています)
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 本日の色彩授業は5回目「明度段階」です。前回の授業では白から黒を明度の段階に分けることについて学びました。今日は無彩色(白や黒)と同じ明度段階の有彩色をカラーチップから探します。そのチップと全く同じ色を自分でアクリルガッシュを用いて作ります。同じ色を作るのって結構難しい! という声が多くあがってました。

▼先週は無彩色の明度段階。色相は学生個人の好みで選定。
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 無彩色と有彩色を比べて明度の段階を体感し、数値としてとらえられるようになると、デザインする上で重要な色のイメージを正確に人に伝える共通言語を身につけることができます。

▼先生のチェックを受けます。カラーチップと境目がなくなるのが理想です。めげずに何度も作り直して完成を目指します。
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 もう片方のクラスルームでは、入学して初めての商空間エレメント「ディスプレイデザイン」の計画発表が行われています。エレメントが進むにつれて、より深い知識や計画性が求められるようになります。今回の敷地設定は自由が丘で、業種を自分で選びます。担当されている加茂 紀和子(かも・きわこ)先生からは、敷地が隣駅と近隣なので、何度でも足を運んで詳細の確認をしてイメージを具現化してほしいとのお言葉。

 発表を待つ学生たち。計画発表では、与えられた敷地の調査について触れ、自分がデザインするお店の業種と、それにまつわるコンセプトやイメージをパネルにして用意してきました。思いが全て伝わるように、プレゼンテーションでは時間も気にして発表を行います。


▼今は、まだPC作業に慣れていないため、手書きの文章や切り貼りをしたパネルで発表をしていますが、一生懸命伝わるように描かれたスケッチが沢山盛り込まれていて個性が光っています。
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▼人前で発表すると、緊張で言いたい言葉が中々出てこなくなります。まだ1年生の前期なので、講師陣の優しいフォローが入ります。学生の気持ちをくみとって、キーワードでヒントをくださいます。
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 最終提出物には図面や1/30模型を用意します。残りの制作期間は3週間と少し。今回の「計画発表」を通して、2名の講師陣から頂いたコメントを次回のDTまでに色々調べてアイデアを具体的にしていくことになります。次の発表までに、どう展開しているか楽しみです。
 

 クラスメートの発表を聞くのも勉強のうち、全員が終わりやっと一日が終了です。また明日も元気に頑張りましょう!

2013年10月11日

「心を動かす北欧家具」@IDC大塚家具

授業には年に数回、企業の方にお越しいただいて講義を聴くキャリア講座があります。

今回はIDC大塚家具様に家具や照明の最新動向、色彩そして営業について盛りだくさんな講義をしていただきました。

その中でも印象に残った照明のお話をご紹介します。

 

今も北欧家具が人気ですがこの照明をご存知ですか? 

☆その1  

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それでは、これは?

☆その2 

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その1は「コラージュ」 、その2は「LCシャッター」と言う照明です。

両方ともデンマークの旬な女性デザイナー、ルイーズ ・キャンベルの作品でルイスポールセン社の商品です。シェードの切れ目からこぼれる光が優しくたまらなく美しかったです。北欧は日照時間が少なく室内で過ごす時間が長いため居心地の良い光の照明が多いですね。

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 この講義に沢山の照明、家具を持って来ていただきました、ありがとうございます。

個人的には「PH5 contemporary」 の新色”Army Green”がスモーキーな色合いでとてもステキで好みでした。いままでのPH5の色展開とはイメージが違います。木製の家具やブラウンの革のソファーのインテリアにぐっと落ちついた雰囲気を演出してくれそう…インテリアの妄想が膨らみます。是非一度実物を新宿ショールームに見に行ってみて下さい!お勧めですよ。

コーディネーターにとっては商品知識は重要ですね、実物を見なくてはいけません。私もつくづく情報収集の大切さを再認識しました。 

 まだまだ、「心動かす北欧家具」興味深い講義は続くのですが次回の機会にご紹介します。

 

* 「PH5」はLouis poulsen/ルイスポールセン の作品です。

*IDC大塚家具 新宿ショールーム http://www.idc-otsuka.jp/showroom/shinjuku/ 

 

担当:佐藤尚子 

 

2013年7月24日

DECO-1「ICS 50thディスプレイデザイン」課題提出前日

 

デコレーション科1学年の課題提出前日の風景です。

入学してから約2ヶ月の表現基礎トレーニングを経て、今回初めてデザイン課題に取組みました。
課題内容は「ICS 50thディスプレイデザイン」
ICS柿の木坂校舎のファサードデザインとディスプレイを考える、課題です。
実際の空間を現地調査し、設計図の情報を体験しながらデザインを行います。
明日の15時30分が提出です。
 
今はスタジオの時間、各自のペースで進めています。
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図面やパースを描く学生  7.24-1.JPG  
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模型を作っている学生 
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完成間近な模型たち
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明日までに提出しなければいけないものは
◆平面図、展開図(S=1/30)、
◆スケッチかパース(着彩)、
◆模型(S=1/30、ディスプレイ商品など小物も表現する事)
沢山あります。
 
今日は徹夜かな?
学生さんの作品が楽しみです。 
頑張って下さい! 
 

DECO-1 担当:佐藤

2013年6月19日

建築家:中村好文さんに遭遇!

TOTOギャラリー・間 に見学授業に行って来ました

 

 

 

今回のインテリアデコレーション科2学年の見学授業は、建築家の中村好文さんの展覧会です。

nakamura_T.jpg http://www.toto.co.jp/gallerma/ex130417/index.htm

 

建築家・中村好文さんは、30年あまり首尾一貫して、クライアントの暮らしに寄り添った、普段着のように居心地のよい住宅をつくってきました。建物に新奇性や作品性を追い求めることをせず、主役は「そこに住む人たちであり、そこで営まれる暮らし」と考える中村さんの設計思想は、初めて家を建てる若い夫婦から独り暮らしの老婦人、サラリーマンから芸術家まで、幅広い世代やジャンルの人々に共感され、絶大な信頼を得ています。
この展覧会では、「住まい」に自然体で向き合ってきた中村さんが「住宅の原型」として注目し、子供の頃から魅せられてきた「小屋」を通して、「住宅とはなにか?」を問い直す内容となっています。ー展覧会概要より抜粋ー

 

 

展示内容は、中村さんが「住宅の原型」として注目してきた「小屋」を、様々なカタチで感じ取ることのできる展示スタイルとなっていました。

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*展覧会エントラス

 

 

nakamura_k_02_1.png *各小屋型のブースに、中村さんに影響を与えた小屋を、中村好文流に展示しています。

 

nakamura_k_04.png *会場テラスに本物の小屋を再現

 

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*小屋全体

 

nakamura_k_05.png *小屋内部

 

nakamura_k_06.png *鳩時計。決まった時間になるとカワイイ鳩が顔を出します。

 

nakamura_k_07.png *夕暮れの小屋全景

 

nakamura_k_08.png *上階展示風景

 

nakamura_k_09.png *両側壁面に手描きのスケッチ、図面がビッシリ展示してます。中村さんの考え方が手に取るようにわかります。

 

 

とにかく会場全体、中村好文ワールド満載でした。

見学中、なんと中村好文さん本人が、偶然、会場に登場しました。

ギャラリー間の係の人も、当日、本人が来るのを知らされていなかったみたいで、

見学授業の究極なサプライズになりました。

 

 

早速、中村さんに、見学授業で来てることをお伝えすると、本人から直接、お話を頂けるとのことで、即席の「中村好文ミニレクチャー」が始まりました。

IMG_0512.JPG *即席「中村好文ミニレクチャー」風景。はっきりいって贅沢です!

    nakakumura_02.jpg *熱弁!?をふるう中村先生

 

学生には、またとない機会となりました。

6月22日(土)まで開催しておりますので、是非、足を運んで、中村好文ワールドを体験して欲しいなと思います。

もしかしすると中村好文さん本人にお会いできるかも…しれませんね。

 

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TOTOが運営する、建築とデザインの専門ギャラリーです。 建築家・デザイナー「個人」がもつ思想や価値観を表現する場として、出展者一人ひとりのメッセージを発信しています。

 

 

 

teacher_takakuwa-1.jpg 担当教授:高桑